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スター・ウォーズ エピソード1 ファントム・メナス 3D(2012年)

スター・ウォーズ エピソード1 ファントム・メナス 3D

ぶっちゃけ、3Dになったことの伸びしろは小さい。戦闘機や宇宙船といった乗り物類の疾走シーンや、飛び散る破片などが大きく飛び出して見えるくらいで、従来の3D作品とさほど大差はない。しかしそれは、裏を返せばもともとこの作品が優れていたことの証明だと思う。

以前1度ビデオで観ていただけの作品だったので、ストーリーの前半はほとんど忘れていて、あれこんなだったっけ?と思わされた。ただその代わり、エピソード2や3の内容を知っていて観ることで、ここでこうなっていたんだというように楽しめた。アナキンとパドメがかなり早い段階で知り合っていたことや、ジェダイ評議会がアナキンにジェダイの修行をさせるのを当初渋っていたこと、シスの暗黒卿の正体などがそれだ。

クワイ=ガン・ジンのリーアム・ニーソン、パドメのナタリー・ポートマンは今とあまり変わりなかったが、オビ=ワン・ケノービ役のユアン・マクレガーは若々しかった。また、帰宅後調べてみて、びっくりしたことがあった。パドメの影武者役だった従者はキーナ・ナイトレイだった。また他の侍女のひとりが、なんとソフィア・コッポラだそうだ。フードを被っているので、ほとんど表情は見えなかったけど。

【追記】
当時、スター・ウォーズ全6作が、3D化されるとのことだった。しかし、その後のディズニーによるルーカスフィルム買収、エピソード7~9制作という流れから、3D化は無期延期状態になっている。

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