グラス・ビームス(Glass Beams)@フジロック’24
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Fuji Rock Festival'24 フジロック

ドラム、ベース、ギターのスリーピースとは思えない、音の迫力が凄まじかった。曲調はほとんどがミディアムで、しかし体感するうちにどんどん音がギアチェンジして加速していくような感覚に襲われた。
ギターの人はトム・モレロばりに高い位置に構え、上体を大きく揺さぶってダンサブルなグルーヴを発していた。ベースの人の、立ち方というか体の傾け方も、独特のグルーヴを感じた。ドラムはリズム重視で、時折ツリーチャイムも駆使していた。
彼らの特徴は、3人とも銀ラメの入ったマスクをつけていて、表情が全く伺えないことだ。てっきり、生の感情を全く表に出さず、演奏のみにて表現する人たちなのかと思いきや、拍手を求めたり、煽ったりと、多くのバンドと少しも変わらなかった。謎の集団を気取るわけでもなく、少し安心。
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