ヴィクトリア&アルバート博物館(2019年4月30日)

今回の旅行で立ち寄るかどうか迷った博物館だが、結局行くことにした。決め手になったのは、前日の湖水地方ツアーでガイドさんからピーターラビットの原画が展示されていると聞いたからだった。
ヴィクトリア&アルバート博物館(V&A)は、ファッションや彫刻をはじめとする美術系の展示品が多く、物量では大英博物館にもひけをとらないと言われている。入場し閲覧するだけなら無料。マップも無料でもらえるが、気持ちとして寄付をした。フロアはレベル0から4までの5階建てになっていて、上の階に行くほどよりディープになっていく印象だ。
到着したのが15時過ぎ。開館は17時45分までなので、すべてを見るのが難しいことはわかっていた。なので、まずはレベル2のピーターラビットの原画を一通り見て、その後レベル0に降りてラファエロの巨大絵画、ファッションコレクション(パンクロックのファッションあり)を見た。合間にジュエリーや中世英国、アジア、ダビデ像のコーナーなどもさらっと見た。


V&Aのことを知ったのは、2013年にデヴィッド・ボウイ大回顧展「デヴィッド・ボウイ・イズ」が開催されたからだ(この展示は2017年に日本でも開催された)。2017年にはピンク・フロイド大回顧展も開催されていて、つまりUKロックにも理解がある博物館だ。とすれば、現在でもロック関係の展示が何かしらあるはずだと思い、その場で調べた。レベル2の「シアターパフォーマンス」コーナーがそれに当たり、再びレベル2に。実は、最初に見たピーターラビット原画のすぐ横だった(汗)。
衣装ではマッドネスやデヴィッド・ボウイ、ジミー・ペイジ、コールドプレイのクリス・マーティンなど。ポスターは、ボブ・ディランやルー・リード、2011年ワイト島フェスティバルなど。カイリー・ミノーグの楽屋再現もあって、本人のサイン色紙も添えられていた。ココを見ずして去っていたら、後々悔やむところだった。



博物館名は、ヴィクトリア女王とその夫アルバートからつけられたそうだ。展示品もさることながら、建物そのものの外観や内装も美しい。いようと思えば1日中いられるところだ。
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