*

湖水地方(2019年4月29日)

今回の旅行では、から日帰りで行けそうなところに1日充てようと考え、湖水地方に行くことにした。湖水地方はイギリス中部にある自然一帯で、世界遺産にも認定されている。

ユーストン駅からヴァージン・エクスプレスに乗車

ユーストン駅からヴァージンエクスプレスに乗り、約2時間半後にオクセンホルム駅に到着。ここからは日本人のツアーガイドがつき、マイクロバスで数ヵ所を巡った。これまでのロンドン旅行ではフリーで自分でプランを考え行動していたが、今回はじめてツアーガイドのお世話になった。いろいろと細かく説明してもらえたので、とてもありがたかった。

ウィンダミアの湖

湖水地方といえば、欠かせないのはビアトリクス・ポターの存在だ。絵本「ピーターラビット」を手がけてその印税で湖水地方を個人で買い取り、国の開発をストップさせて自然保護に尽くした人だ。ロンドンの名家の出身だが、後年は自らもこの地に住み、農業に勤しんでいたとのこと。現地の人にとっては、ポターは絵本作家というよりファーマーとして親しまれていたそうだ。ポターが暮らしていた家「ヒルトップ」にも立ち寄った。

ビアトリクス・ポターの住居「ヒルトップ」

個人的に圧巻だったのは、「サプライズ・ビュー」と呼ばれるポイントから見た湖と山々の景観だ。日帰りのツアーではなかなか立ち寄れないそうだが、ガイドさんがうまくやりくりしてくれた。山々は、「スター・ウォーズ フォースの覚醒」のロケ地にもなったそうだ。

サプライズ・ビュー

2007年に映画「ミス・ポター」を観たのを皮切りに、渋谷Bunkamuraでの原画展、昨年公開された映画「ピーターラビット」を経て、ついに本場の地を踏んだ。また、湖水地方は雨が多く気温も上がらないそうだが、この日に限っては好天に恵まれ気温も18度くらいにまで上がった。雨具も持参していたが、それが不要になったのは嬉しい誤算だった。

関連記事

旧バターシー発電所

旧バターシー発電所:ピンク・フロイド『Animals』ジャケット写真の地(2019年4月30日)

ピンク・フロイドは、1977年にリリースしたアルバム『Animals』のジャケット撮影場所として、バ

記事を読む

ワン・キュー・ロード

ワン・キュー・ロード(2019年4月28日)

リッチモンド駅を出てすぐのところにあるレストラン。ココはかつては「クロウダディクラブ」という

記事を読む

アールズコート・エキシビションセンター跡地

アールズコート・エキシビションセンター跡地(2019年4月28日)

「アールズコート」の名称は、レッド・ツェッペリンやピンク・フロイド、モリッシーなどのライヴ作

記事を読む

トルバドゥール

トルバドゥール:ボブ・ディランも訪れたコーヒーハウス(2019年4月27日)

宿泊しているホテルから歩いて数分のところにあったので、お店の前まで行き、写真だけ撮った。レス

記事を読む

サビル・ロウ

サビル・ロウ(1):映画「キングスマン」ロケ地(2019年4月30日)

サウスケンジントン駅からピカデリーラインに乗り、繁華街のピカデリーサーカス駅で下車。象徴的なLEDモ

記事を読む

  • 全て開く | 全て閉じる
PAGE TOP ↑