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名探偵コナン 100万ドルの五稜郭(2024年)

公開日: : 最終更新日:2026/01/22 名探偵コナン

名探偵コナン 100万ドルの五稜郭

怪盗キッドが、北海道の函館にある斧江財閥の収蔵庫に保管されている、土方歳三に所縁のある刀を盗むと予告。同じ頃、函館で剣道の大会が開催されていて、服部平次らが出場。コナンや毛利蘭、毛利小五郎、遠山和葉は、応援のため函館を訪れていた。

キッドが予告した当日、平次はキッドの変装を見破り刀を奪い返す。収蔵庫の屋上でふたりは戦うが、シルクハットと片眼鏡の中に見えたキッドの素顔が工藤新一に瓜二つだったことに平次は驚き、その一瞬のスキをついてキッドは逃げのびる。その後、倉庫街で斧江財閥の顧問弁護士の死体が発見される。

『名探偵コナン』の、劇場版第27作目になる。刀は、6本集めると斧江家に伝わる宝のありかがわかるとされ、それは幕末の戦況を大きく左右する軍事兵器とされていた。裏の世界で武器商人の顔を持つブライアン・カドクラも刀を狙っていたが、キッドには別の目的があった。クライマックスでは、コナンと平次が宝がある場所を特定し、明示する。

事件とは別に裏のテーマがふたつあって、ひとつ目は平次が和葉に告白するタイミングを図っていることだ。蘭は『から紅の恋歌』に続いて本作では控え気味で、和葉だけでなく平次をも後押しする。剣道の大会で居合いの演舞をした福城聖は和葉に好意を持つが、彼の父は斧江財閥の先代と関与していた。

もうひとつは、キッドの素性が明らかになることだ。上記の通り、序盤で平次がキッドの顔を見るが、エンドロールの後にコナンの父工藤優作が妻有希子にさらっと言ったことが、かなり重要。キッドの父のことも、少し判明する。

舞台は北海道の函館と、札幌もちょこっと。かなり前に函館に旅行に行ったことがあって、中盤のコナンとカドクラのカーチェイスが繰り広げられるときの街並みには、見覚えがある。クライマックスの舞台になる函館山には、修学旅行で行った記憶がある。

大岡紅葉が、執事を伴いちょくちょく登場。ほとんど賑やかしかと思いきや、宝のありかを解くヒントを平次に授ける。

警視庁の中森刑事の娘青子はM・A・O、イメージシーンとして登場する土方歳三は津田健次郎だった。ツダケンは、やたらと剣さばきに長けた男も演じていて、観ているときは誰?と思ったが、『YAIBA』に出てくるキャラとのこと。福城聖は松岡禎丞で、『鬼滅の刃』の嘴平伊之助とはぜんぜん違う声質にしていて、全く気づかなかった。

ゲスト声優は大泉洋で、北海道警の川添刑事役。違和感はなかった。川添は、実は途中からある男に入れ替わっていた。その男こそキッドの父で、声優は池田秀一だった。池田は、本作で赤井秀一とふたつの役を担っていることになる。

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