名探偵コナン エピソード“ONE”小さくなった名探偵(2016年)
工藤新一と毛利蘭は、遊園地でジェットコースターに乗るが、その車両で殺人事件が起こってしまう。警視庁の目暮警視と合流した新一は、推理を巡らせ犯人を特定。逮捕に貢献する。その後、黒づくめの男が園内でなんらかの取引をしているのをひとりで覗いていた新一は、もうひとりの男に殴られ気絶してしまう。
意識を取り戻したときには、新一は体が小さくなり小学生の見た目になっていた。警察に保護されかけるところをなんとか逃れ、自宅前で阿笠博士に事情を説明する。博士は、最初はもちろん疑ったが、新一しか知らないであろうことを聞いて状況を把握。その後蘭に名前を聞かれ、とっさに「江戸川コナン」と名乗る。
1996年にアニメ放送が始まった、『名探偵コナン』。今年放送30周年を迎え、1月に『金曜ロードショー』枠で特別編集版として放送された。2016年の20周年のときにいちど放送されているが、一部は補完され、声優も現在の人に差し替わっているとのこと。
個人的に『コナン』は最初から観ておらず、劇場版のアバンで新一がコナンになったくだりを認識しているのみだった。なので、前半の一見ゆるい新一と蘭とのやりとりや、女子にチヤホヤされてデレデレしている「高校生らしい」新一の姿が、新鮮に映った。歩美、光彦、元太とも、ニアミスしていた。
新一は黒づくめの男たちの取引をたまたま見たのではなく、ジェットコースターに同乗していてそこで互いを知っていたことがわかった。ふたり(ジンとウォッカ)が同じ車両に乗っていたのは偶然で、事件の関係者として拘束されイライラしていた。ふたりにしてみれば、素性を聞かれるのは御免だが、といってすぐさま現場を離れれば容疑者と思われるという、もどかしい状態だったはずだ。
序盤、バーのカウンターにてウォッカと男が会話し、そこへジンが合流。男は組織に潜入していたスパイで、先にバーを出た後に乗ったクルマが爆発し死亡する。バーでジンが男に勧めたカクテルはXYZで、これで終わりという意味だと告げている。おまえがスパイだとわかっているという警告だが、映画『野獣死すべし』で松田優作演じる伊達邦彦が、室田日出男演じる刑事に言ったことばのオマージュではないかと思った。
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