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装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ

公開日: : 装甲騎兵ボトムズ

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レッドショルダー部隊創設者のヨラン・ペールゼンは、行き過ぎた残虐行為の数々を暴かれ、軍事法廷にかけられていた。情報省のウォッカムは、ペールゼンが唱える「異能生存体」説に興味を持ち、ペールゼンを法廷から脱出させ、自らの管理下に置く。

キリコ・キュービィーをはじめ、異能生存体と思われる兵士が記された「ペールゼン・ファイルズ」を入手したウォッカムは、キリコたちを次々に過酷な戦地に送り込む。一方でペールゼンを拷問し、異能生存体の秘密を聞き出そうとする。

装甲騎兵ボトムズ』のOVA作品にして、劇中の時系列では『レッドショルダードキュメント 野望のルーツ』の後、本編のテレビシリーズの前にあたる。OVAとしては全12話、後に劇場版としても公開された。

『野望のルーツ』では威厳に満ちていたペールゼンは、ここでは弱々しい初老の士官と化している。法廷では黙秘を貫き、ウォッカムが新たな証拠を提示すると狂乱して裁判を続行不能にする。しかし、終盤で逆転劇が。「ペールゼン・ファイルズ」に書かれた兵士は、キリコ以外は偽装であり、キリコを過酷な状況に置き続けることこそが、ペールゼンの目的だった。

自分が踊らされていたと気づいたウォッカムはペールゼンを殺害しようとするも、秘書のルスケはペールゼンに寝返って逆にウォッカムを殺害。ペールゼンは堂々と施設を出る。このルスケという男、ロッチナと同じ風貌(声優も同じ人)なのだが、同一人物であることを匂わせるも、断定的な描写はされていない。

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