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ヨンシー(Jónsi)@Studio Coast

公開日: : 最終更新日:2025/02/02 Sigur Rós/Jónsi , ,

ヨンシー(Jónsi)@Studio Coast

8月にサマソニで観て以来だが、単独ということでよりどっぷりと世界観に浸かることができた。

会場の外にも中にも、「本日の公演はSOLD OUTにつき、前につめて下さい」という貼り紙が。コーストには何度も足を運んでいるが、こんな御達示は初めてだ。ワタシは2階席に座ったのだが、通路や階段にまで人が溢れ、また、少しでも空いている席に入って来ようとする人も後を絶たなかった。

定刻より若干遅れて開演。まずはヨンシーと、バンドメンバーのうちひとりだけでの演奏で、1曲終えたところで他のメンバーが合流。バンドは計4人で、ギター、ベース、ドラム、キーボードが標準のパートだが、曲によりパーカッションや鉄琴、電子機器などをそれぞれが担い、シガー・ロスよろしく不定形編成に。

バックドロップには、曲にシンクロするようにさまざまな映像が流れた。蝶や虫が飛び交うものや、メンバーが演奏しているシルエットを、アブストラクトかつ幻想的なシーンに被せていた。ステージ前方両サイドにも、小さなスクリーンがあった。

中盤までは、どちらかというと静かな曲を中心とした聴かせるモードに。ギアが入ったのは、アルバム『Go』の顔的な曲『Go Do』からで、上体を大きく屈曲させながら熱唱するエモーショナルなヨンシーのさまは、シガー・ロスでのギターを弓で弾く姿とは対照的だった。

後半もエモーショナルな曲で攻め立て、その勢いはアンコールにまで持ち越された。演奏を終えて袖に下がった5人は、最後にもう一度戻って来ると、肩を組んで挨拶をし、ここで客電がついた。

シガー・ロスとの大きな違いは、ソロではやはりヨンシーが前面に立ってバンドメンバーはバックアップに回っている点だと思う。シガー・ロスではヨンシーもバンドを構成する一員であり、ゲオルグやキャータンらと対等な立場なのだ。さて、ソロ活動もそろそろ区切りがつく頃と思うので、次はシガー・ロスかな。

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