ペール・ウェーヴス（Pale Waves）＠サマーソニック’18

UKはマンチェスター出身の4人組だが、なんと言ってもヴォーカル＆ギターのへザーに尽きる。黒いシャツに赤の革パンツ姿で、顔面は白塗りで（地肌の色かも）目元に黒と赤のメイクを施していて、こりゃ音はゴス色の濃いヘヴィーロックかなと思いきや、ポップでメロディアスで聴いていて心地いい。見た目で判断しちゃいけない（笑）。

へザーの脇を固めるのが、向かって右のベース、左のギターで、この2人は男性。淡々と演奏に徹するさまにより、ヘザーをより引き立たせている。そして、へザーの真後ろに陣取るドラマーがシアラという女性で、2人を捉えたショットがスクリーンに映ること多数。ビジュアル的な意味合いだけでなく、この2人がバンドの核であることを明示している。

へザーは、大半の曲で自らギターも弾きながら歌い、適度にMCも入れ、時にステージ前のお立ち台のようなところにまで足を運んでは踊り、と、いろいろやっていた。まだアルバムリリース前だそうだが、ステージワークは既に慣れているように見え、今後の飛躍が楽しみなバンドだ。

このままマウンテンステージに残って続くマーモゼッツを観るつもりだったが、なんと女性ヴォーカルの体調不良によりドタキャンとな。残念。。。