デーモン・アルバーン(Damon Albahn)@フジロック’14
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最終更新日:2015/06/28
Fuji Rock Festival'14 デーモン・アルバーン, トラヴィス, フジロック
ブラーは今年1月に来ているが、デーモンがフジロックのステージに立つのは、99年以来実に15年ぶりだ。出だしのときこそ客入りがトラヴィス以下で少し焦ったが、徐々に人が集まってきて、土曜の夜のグリーンステージらしくなってきた。
バンドはギター、キーボード、黒人のドラムとベースという編成。デーモンはオーディエンスをやんわり煽りつつ、歌いながらステージを右に左にと歩き、ステージを降りてモッシュピットに突入。ステージから放水するのはブラーのときと同じだ。
曲は、春にリリースした自身のソロ名義のアルバムからが中心だ。前半、必ずしもノリのいい曲ばかりではなく、じっくり聴かせるモードにもなった。しかし、ピアノを弾きながら切々と歌い上げるデーモンの姿には説得力があり、やっぱりこの人はすごいと思わせてくれた。
弾き語りでのブラー『End Of Century』には場内が一層沸き立ち、間奏のトランペットがダメを押した。終盤、ゴリラズの『Clint Eastwood』ではあ日本人のラッパーが登場し、時折日本語ラップも交えていた。ラストは黒人コーラス隊も導入し、ゴスペル調で締め括った。さすがのステージだった。
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