斉藤和義@No Nukes 2012
公開日:
:
最終更新日:2022/09/19
No Nukes 2012 ジョン・レノン, ビートルズ, フジロック
観るのは、去年のフジロック、ジプシーアヴァロンでのマニッシュ・ボーイズ以来。そして、オープニングは『ずっと好きだった』。バンドバージョンで、思ったよりもハードでヘヴィーだ。「NUKE IS OVER」という、ジョン・レノンを模したTシャツを着ていて、どんだけビートルズ好きなんだとツッコミを入れたくなる。MCは相変わらずの気の抜けたような感じで、それでいて憎めないこの人のキャラがにじみ出ている。
『猿の惑星』も反原発のメッセージソングだが、そのあとに、ついに、あの曲が。そう、311以降斎藤がいち早く反応しYoutubeにて公開した、『ずっとウソだった』だ。最初に演奏した元の曲より音数が少なく、斎藤のヴォーカルをフィーチャーしたようなアレンジになっていた。そしてラストは、去年大ヒットしたドラマ「家政婦のミタ」の主題歌『やさしくなりたい』だった。
『ずっとウソだった』は、初めて聴いたときに2011年版の『Love Me Tender』だと思った。斎藤は、ある意味このフェスに最も出るべき人で、この曲は最も歌い演奏されるべき曲だった、と思う。
ギターがフジイケンジで、元My Little Lover、現The Birthdayのメンバーだ。
関連記事
-
-
元ちとせ@No Nukes 2012
観るのは2002年のフジロック以来で、当時の彼女は『ワダツミの木』で大ブレイクしていた頃だっ
-
-
七尾旅人+ 大友良英+ 坂本龍一+ ユザーン@No Nukes 2012
その前の9mmが終わったときに既に10分くらいおしていたのだが、セットチェンジと音合わせは七
-
-
忌野清志郎スペシャルセッション@ No Nukes 2012
まず、映像で清志郎の略歴と反原発にかかるところが紹介され、そして88年日比谷野音での『Lov
-
-
SIGHT特別号:NO NUKES
7月第一週の週末に幕張メッセで行われたフェスティバル、No Nukes。YMOが2日とも出演
-
-
クラフトワーク(Kraftwerk)@No Nukes 2012
登場前に流れた最初の映像が、「YOU」「LIE」「WE」「DIE」というメッセージと、破れた