The Birthday@フジロック’21
公開日:
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Fuji Rock Festival'21 フジロック
2日目の日没後は、もともとコーネリアスを観る予定でいた。がしかし、例の件でキャンセルとなり、ぽっかり空いてしまうことに。休憩に充てることもできたが、せっかくなのでホワイトステージに入った。
元ミッシェル・ガン・エレファントの2人がいることもあり、特にアフターミッシェルを体現しているであろうチバに注力するだろうと、観る前までは思っていた。ところが・・・。
ステージに姿を見せた4人。ベースのヒライハルキだけが白い衣装で、ほか3人は黒基調だった。バックドロップにはバンドのエンブレム?が掲げられる中、爆音でスタート。そして、その爆音の中軸を担っているのが、ギターのフジイケンジだった。
個人的に、このバンドを観るのは2009年のフジ以来だった。そのときのギターは、イマイアキノブだった。イマイが脱退しフジイが加入したという、情報だけは知ってはいた。
フジイが、アベフトシに似ている。まず風貌が。そして、ギターを弾く右腕の角度もだ。強いて言えば、チバと並んだ感じではアベの方がもう少し背が高かったと思う。そして、ワタシが前回観た2009年のときは、実は直前にアベが亡くなっていた。このときチバは、「オレたちの大親友だったアベフトシに捧げます」と絶叫して、ライヴを始めた。
ライヴ自体は、もちろん素晴らしかった。クハラは見た目以前と変わっていないようにみえた。チバは顔に年輪が刻まれ、老けはしたが顔力が増したように見えた。
もちろん、このバンドをずっと観続けてきたファンにとっては、この日のライヴをアベに絡めて特別視することなどあるはずがないだろう。しかし個人的には、妙な巡り合わせを感じてしまった。そして、この時間を休憩としなくてよかったと思った。
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