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ウィーザー‎(Weezer)@サマソニ2016

公開日: : Summer Sonic 2016

ウィーザー‎(Weezer)@サマソニ2016

観るのは、2005年サマソニエクストラのZepp Tokyo以来で実に11年ぶり。ヘッドライナーでもおかしくない彼らがなぜこのポジションと思いつつ、さすがに客入りは上々だ。

今年、通称ホワイトアルバムの新譜をリリースしたが、ココでは『Hash Pipe』でスタートするキャリア総括ベストヒットの構成に。メンバーは全員黒のツナギ姿だ。リヴァースのヴォーカルが思った以上に太く、そして通りがいい。

中盤でゲストとしてスコット・マーフィーを招き入れ、日本語詞の曲を披露。そして、この後は怒涛のメドレーで詰めるだけ詰め込み、限られた持ち時間を生かす方法論を示しているようにも見えた。一転して『Island In The Sun』で切々と聴かせ、ラストはもちろん『Buddy Holy』だ。

ライヴはとてもよかったのだが、ステージ両サイドのスクリーンのカメラワークはひどかった。アングルが目まぐるしく変わるばかりか、モッシュピットの客の顔を抜くのがあまりにも多すぎた。お金払って観たいのはアーティストであって、客じゃないんだよね。もちろん多少であれば許容できるけど、過剰すぎると仕事のレベル低いなと思ってしまう。

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