This Is 向井秀徳

CSを無料で観れていた期間中にフジテレビ721から録画した、向井秀徳の2時間特番を観た。

昨年の春から初夏にかけて行われていたZazen Boysのツアー映像を軸にしつつ、合間合間に向井本人へのインタビュー、及び向井に関わってきた人による証言が挿入されているという構成。証言者として登場したのは、ロッキンオンジャパンの山崎洋一郎、くるりの岸田、ナンバーガール時代の東芝EMIの担当、椎名林檎、タワレコの店員、宮藤官九郎、曽我部恵一、猫ひろし（！）などが断続的に現れ、向井との出会いや向井について抱く印象などを語ってくれた。

Zazen Boysのライヴを観たことがある人はご存知だろうが、まず向井は「MATSURI STUDIOから、MATSURI SESSIONをひねり上げてやって参りました～」という口上を必ず述べる。この番組では、そのMATSURI STUDIOにもカメラが入った。マンションの一室のように見え、当然ながらギターやアンプ、ミキサーといったいろいろな機材がところ狭しと並べられ、向井がどのようにレコーディングをしているのかの一端を垣間見ることができた。

ライヴ映像は、1箇所だけではなく地方公演も盛り込んでいて、ラストはツアー最終のZepp Tokyo公演が使われていた。コレはワタシも観に行っていた公演で、メンバー4人がぶつかり合うバトルのようなコンビネーションに、改めてぞくぞくさせられた。ベーシストの「町田のヤンキー」日向秀和は今年脱退してしまっているが、向井は後任を捜し当て、そしてまもなく活動を再開する。