立ち上がれ！ガンダム

7月半ばから8月末までお台場の潮風公園にて展示されていた、実物大ガンダム。その制作の裏側を追った特番が、e2 by スカパー！で無料放送されていた。

制作の中心として動いた人のコメントを中心に、番組は進んだ。実物大ガンダムはガンダム30周年イベントの一環だが、過去を振り返るのではなく、未来に向けてのメッセージを発信することをテーマにしたそうだ。潮風公園もすんなり決まったわけではなく、あちこちをロケハンしガンダムの模型をかざして決めたとのこと。また、ボディの材質は日本ではなくタイで作られ、船便で送られた。また、ガンダム生みの親である冨野由悠季も関与し、ガンダムのポーズや色使いについてアイディアを出していた。

潮風公園にはまず土台が作られ、続いてガンダムの足の骨組が作られた。骨組に沿ってボディが徐々に形作られていくのだが、噛み合わないときはその場で修正。また、梅雨の時期は雨で作業ができない日々が続いた。そうしているうちにオープンの日がどんどん近付いたが、なんとか完成にこぎつけた。

実物大ガンダムは9月に解体されたが、その後どうなったかは公表されていなかった。ところが、今日ネットのニュースで東京ゲームショウにガンダムの頭部が展示されていたそうだ。