ゴリラズ(Gorillaz)@フジロック’17
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Fuji Rock Festival'17 デーモン・アルバーン, フジロック

ブラーのデーモン・アルバーンのソロプロジェクト、ゴリラズ。当初はアニメーションキャラによるバーチャルバンドとして覆面性を打ち出していたが、近年は生バンドの肉体性に比重を置いている様子。とはいえ、日本では馴染みが薄く、フジロックグリーンステージのヘッドライナーは果たして成り立つのか?という不安もあった。しかし、場内の熱狂ぶりは尋常ではなかった。
編成は結構大所帯だ。ドラム、ベース、ギター、コーラス6人くらい、あと曲によりMCが加わった。ほとんどが黒人だったと思う。もちろん中心はデーモンで、ギターやピアノを弾きながら歌っていた。ブラーでは基本的に楽器を持たないプレーヤーのデーモンだが、ここではステージを統率し、そしてオーディエンスにアピールしている。
ステージ両サイドのスクリーンには、デーモンを中心に演奏するメンバーを映し、バックドロップのスクリーンにはアニメ映像を流していた。バーチャルバンドの体も、失ってはいない。音はヒップホップやハウスの要素を感じさせ、それが密閉的ではなく、むしろ開放感に溢れている。アンコールでは、初期の看板曲『Clint Eastwood』も披露。堂々たるヘッドライナーだった。
ワタシのフジロック’17初日は。ここで終了。昼過ぎに日が照って日焼けしてしまい、そして午後には1時間ほど局地的豪雨があった。でも、その後雨が降ることはなかったので、問題なく過ごせたと思う。
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