山下達郎、チケット争奪戦

ほとんど洋楽を中心に聴いているワタシではあるが、サイトを立ち上げたことや野外フェスティバルなどにより、日本のアーティストにも少しずつ手が出るようになってきた。昨年のフジロックではスーパーカーやブンブンサテライツなどのライヴに度肝を抜かれ、単独では浜田省吾のなんとなんと3時間45分に渡るヴォリュームたっぷりのライヴに酔いしれた。頭脳警察10年ぶりの復活や、その露払いを務めたソウル・フラワー・ユニオンなどの渾身のパフォーマンスもあった。

山下達郎がソロ初期の7枚のアルバムをリマスターして2月14日に再リリースし、それに伴うツアーを3月から行う。会場はいずれもホールクラスで、達郎の力量や集客力からすれば、厳しい争奪戦になるのは必至。ワタシはいくつかの洋楽プロモーターの会員にはなっているが、達郎に対しては無力。よって、一般発売で勝ち取るしかない。TELではいつまでもつながらず、そのうちに売り切れてしまう恐れがあるので、オンラインのイープラスで入手することにした。

第一希望は3月9日（土）の中野サンプラザだったが、コチラは発売開始からわずか3分あまりで予定枚数終了になってしまった。なので、3月2日の神奈川は厚木市民会館のチケットを押さえた。コレは、ツアー初日に当たる。達郎ド素人のワタシとしては、いきなり初日ではなく、ほんとうはいくつかの公演の情報を掴んでから臨みたかったのだが、背に腹は変えられない。チケットが取れただけマシだと考えるべきなのだろう。現に、3月2日もワタシが押さえた5分後くらいには予定枚数終了になったし。

こうして無事に予約を終えた後、Yahooオークションにアクセスし、チケットのカテゴリで「山下達郎」で検索してみた。そしたら出るわ出るわ、その数なんと94件。チケットそのものではなく、予約番号を売りに出している人もかなりいる。ったく始めから転売目的かよ。。。こんなことは今に始まったことではないのだろうけど、やっぱり悲しい。後日再びアクセスしてみたら、件数は100件を越えていた。嗚呼。

山下達郎は、Tokyo FM/JFN系列でラジオ番組のパーソナリティーを務めている。放送は、毎週日曜日午後2時から1時間。2月3日と2月10日の放送は、再発される7枚のアルバムを振り返る特集とのことだ。