*

ビートニクス(The Beatniks)@サマーソニック’18

公開日: : Summer Sonic 2018

ビートニクス(The Beatniks)@サマーソニック'18

ステージ上には、ところ狭しと機材が設置された。それもそのはずで、ビートニクスはと鈴木慶一によるプロジェクトだが、ライヴとなると多彩にして有能なアーティストを多数動員しているからだ。キーボード堀江博久、シンセサイザーまりん、ベース高桑、ギターに相対性理論の人など、計7名のメンバーを組み込んでいる。

幸宏と慶一がフロントに陣取って共にギターを背負い、ライヴがスタート。2人でヴォーカルを分け合う曲が多く、中には一小節毎に入れ替わる曲も。その構成は、2人によるプロジェクトとしては正しいと思う。幸宏は、一部の曲ではドラムセットに収まり、ツインドラム編成に。適度にMCもあったが、慶一がぼけて、幸宏がツッコみ、他のメンバーが笑うという具合。9人は、高桑以外は黒の衣装だった。

ラストは、現在放送中のアニメ「バカボン」にも使われている『シェー・シェー・ シェー・DA・DA・DA・Yeah・Yeah・Yeah・Ya・Ya・Ya』。サビに合わせた手振りもあって、場内みんなでやった。ユーモラスな曲調は今のビートニクスのパブリック・イメージにもなっているが、このライヴで繰り広げられたのは、クールで知的で緊張感に溢れた世界観だった。

実は、この時間帯は当初を観るつもりでいた。それが、ニック・ヘイワードでビルボードジャパンステージに入った際、あっさり最前列をゲットできてしまい、そのまま続けて観た。このポジションを放棄してソニックステージまで歩いていくという決断をしなかったのだ。ごめん、ティム。

関連記事

サマーソニック’18(Summer Sonic)まとめページ

サマーソニック’18(Summer Sonic)まとめページ

ソニックマニア'18(Sonicmania)―8月17日(金)オールナイト ・入場 ・グ

記事を読む

スパークス(Sparks)@サマーソニック'18

スパークス(Sparks)@サマーソニック’18

これまで2度のフジロックとサマソニ(フランツ・フェルディナンドとのF.F.S.)への出演があ

記事を読む

ソニックマニア'18

グッズ購入@ソニックマニア’18

20時5分頃に列に並んだが、それから40分全く動かず。どうやらプラチナチケットの列をある程度

記事を読む

マーソニック’18(Summer Sonic)を振り返る – アーティスト編

サマーソニック’18(Summer Sonic)を振り返る – アーティスト編

【期待以上によかった】 ナイン・インチ・ネイルズ、マイ・ブラッディ・ヴァレンタイン、セイン

記事を読む

サマソニ&ソニマニ、ステージ割発表

サマーソニックとソニックマニアの追加アーティスト、およびステージ割が発表された。今年は発表の

記事を読む

S