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ハシエンダ2012を振り返る(2)-運営編

公開日: : 最終更新日:2022/09/24 The Hacienda Oiso Festival 2012 ,

ハシエンダ2012 2日目

運営面は、よかった点と問題だった点がある。

【開催前まで】
4月末のゴールデンウイーク前半を開催時期にして、会場を大磯ロングビーチにしたことは、よかったと思っている。ただでさえ夏場はフェスざんまいなので、そこに集中させることなく時期をはずしたのは賢明だ。よって、7月8月のように熱帯夜もなく、日中も暑くなく、気候としては快適で過ごしやすかった。心配していた潮風もほとんどなく、緩い風が気持ちよかったのは、この時期に開催したからだと思う。

価格面は、「個人的に」と前置きすれば、これもよかった。チケット購入時期によって値段は異なり、ワタシは早割りで申し込んだので、2日通しで12,000円だった(1日券6,900円)。まる2日遊べてアーティストを間近にしてのライヴを堪能できれば、ワタシとしては御の字だ。

早割り販売の後、先行販売は2日券16,000円(1日券8,900円)、当日券は2日通しはなく、1日券のみで12,000円。早くから来てくれる人を優遇するという思想と思われ、これはもやっていることではある。ただ、2日とも当日券で参加する人は早割りの倍額になるというのは、いくらなんでも極端すぎやしないだろうか。

【開催中】
当日の運営については、いろいろあった。以下は、全てワタシが実際に体験したことだ。

(1)チケットのリストバンド交換
早割り2日通しのチケットを渡したところ、係員がかたまった。その人は慌てて上位の係員を呼び、その人は更に上位の係員を呼んだ。つまり、2日通しなのに1日の当日券と金額が同じことに戸惑っていたのだ。上位の上位の人が最初の係員に説明し、ワタシには大変お待たせしましたと言って、無事に交換完了。価格体系を複雑にした挙げ句、それが運営者内で浸透していなかった(ワタシが現地入りしたのは開場20分ほど前で、恐らく早割り券を出した最初の客だったのだろう)。

(2)場内と大磯ホテルとの行き来
プリンスホテルには2泊するので、それなりに荷物を持ってきていた。入場後、場内を通過しプリンスホテルに行こうとしたところ、ストップがかかった。再入場禁止を掲げた上、宿泊パックではなく直接ホテルに予約したワタシは、終演後であっても中の通路は使えず、外をぐるっとまわってホテルに入るよう言われた。再入場禁止は、自分の下調べが不足していたというのはある。がしかし、ホテルに隣接していながら行き来を制限しているのはなぜだ?リストバンドを都度チェックすればいいだけのはずだし、実際アーティストや関係者はそれで対応していたはずだ。

(3)突然の飲み物チェック
初日はビン缶の持ち込み禁止とだけアナウンスされていたのが、2日目になりペットボトルもダメと言われ、入場時に没収された。なぜ?どうして?ちなみに、カバンチェックまではなかったので、中に入れていれば持ち込めた。もういっちょ因みにだが、中で売っていた唯一のペットボトルは、500ミリ500円のミネラルウォーターだった。コレを買わせるためか?

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