バービーボーイズ@Zepp Tokyo

ほぼ2時間、たっぷり楽しませてもらった。

5人がほとんど一緒にステージに登場し、『もォやだ！』でスタート。KONTAは黄色のジャンパー、杏子は黒のレースのスカート、イマサは黒のロングコートに白い帽子といういでたち。エンリケが長身にして小顔でびっくり。コイソはよく見えなかった。

前半はノリのいい曲で蹴散らし、中盤はミディアムからスローな曲で聴かせる。適度にMCもあり。MCのネタが次に演奏する曲のフリになるというパターンが多かった。ステージは、機材のバックに照明が設置されていて、曲にシンクロして光っていた。

DVDではどうしてもKONTAと杏子に注目してしまいがちだったが、ナマでは5人全員を追った。ベースもドラムもよく聴こえたが、軸になっていたのはイマサのギターだったと思う。電撃のリフは、スミスでのジョニー・マーを彷彿とさせた。また、エンリケのベースソロのコーナーもあった。

KONTAの高い声は歌ばかりかMCも同様で、よく声がつぶれないものだと思う。ヴォーカルだけでなくサックスもこなし、そのバイタリティーには恐れ入る。杏子も負けじと歌にダンスにと動きまくり。中盤になるとレースを取り、ストールも投げてボディコン姿に。ここまで体を張っていることに驚かされたが、このツアーを最もやりたかったのは彼女なのかなとも思った。

終盤は怒涛のキラーチューン攻撃で、いつ終わるの？と思わせるくらい密度が濃かった。アンコールは2回あって、オーラスは『なんだったんだ7Days』だった。

7日の武道館にも行ってきます。