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ジャクソン・ブラウン(Jackson Browne)ライヴ、9年越しのリベンジ

公開日: : 最終更新日:2020/11/23 Jackson Browne

Jackson Browne『Running On Empty』

への想いは25日の記事に書いた通りなのだが、ついに5年ぶりのライヴに行くその日が来た。会場は中野サンプラザで、今日3日は土曜日ということもあってか、今回の日本公演中唯一売り切れている。熱心なファンが多数集まったことの証だと思う。

ワタシはプロモーターの先行予約でチケットを入手したこともあり、ステージにめっちゃ近いポジションだった。ライヴは新作から、往年の名曲、反戦の意味合いを込めた曲等バラエティに富んでいて、個人的には文句なし。ファンが客席から曲名を叫び、ジャクソンがそれに反応して急遽演奏。・・・これ、実はこの人のライヴではお馴染みのことなのだが、今日はなんと4曲も応じていた。

そして終盤、『The Pretender』は、これまではずっと穏やかでちょっと切ない曲だと思いながら聴き続けてきたのに、この日は力強く、ポジティヴなエネルギーに満ちていた。そしていよいよ『Running On Empty』へ。ここまでほとんどのファンは座ってライヴを観ていたのだが、この曲のイントロで総立ちとなり、そしてステージ前には人が集まり出して、ライヴハウス状態に。そして、この中にワタシもいた。というか、ワタシはかなり早くイントロに反応して移動したので、ジャクソンのほぼ正面という、絶好のポジションをゲットできたのだ。

初めてジャクソンのライヴを観た、94年4月の公演。そのアンコールのライヴハウス状態のとき、身を動かせなかった自分。以来9年間(!)、ワタシはこの瞬間をずっと待ち続けてきた。リベンジは、成ったのだ。

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