未発表CD
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最終更新日:2023/07/09
頭脳警察/PANTA PANTA, フジロック, 頭脳警察
頭脳警察のオリジナルアルバム6枚が、紙ジャケ仕様で7月に発売された。それまでワタシは、(この6枚の中だと)ファースト、サード、『誕生』の3枚を持っていたのだが、4月に頭脳警察のページを作るにあたり、レンタルを駆使するなどして残りの作品もなんとか入手。なのでこの紙ジャケ発売はあまりありがたくはなかったのだが、いろいろと特典があったために結局6枚全てを購入。その特典というのは、HMVで行われたインストアイベントであり、そして未発表音源を収録したCDのプレゼントだ。
未発表CDをいただくためには、6枚のCDの帯についている応募券を切り取り、それをファーストに同封されている応募ハガキに貼り付けて必要事項を明記し、9月末日までに投函することだ(店頭販売なし)。金銭的な都合もあり、ワタシは発売日にファーストとセカンドを購入。残りの4枚は9月中旬に購入し、20日くらいにハガキを投函した。「ご意見ご感想を」という欄には、映像作品を出してくれとか、来年のフジロックに出てくれとか、好き勝手書いた(笑)。
CDは、先週末に到着。そしてその内容だが、全11曲で日比谷野外音楽堂のライヴ音源。収録時期は3つに分かれていて、まずは72年8月で、時期としてはサードがリリースされる少し前。続いては73年10月の四人囃子をバックにしたライヴで、昨年リリースされたCDとはかぶらない選曲。そして74年8月で、こちらは『悪たれ小僧』のリリース前辺りということになる。この74年の音源こそが最も貴重で、後に裸のラリーズに加入し、頭脳警察には短期間のみの在籍だった悲露詩が参加したライヴの音源は、これが初のお目見えとなるからだ。
もちろん後追いで頭脳警察を聴いているワタシだが、15年から20年近くも前のナマナマしい音に心踊らされ、そして明日は頭脳警察のライヴに行く。4月にはドラムレスのやや変則的な編成でのライヴが行われ、9月のマーク・ボラン追悼イベントにも参加した様子。四人囃子との対バンとなる明日のライヴが、果たしてどんな内容になるのか、楽しみにしている。
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