*

マニック・ストリート・プリーチャーズ(Manic Street Preachers)@横浜ベイホール

公開日: : 最終更新日:2023/10/15 Manic Street Preachers

マニック・ストリート・プリーチャーズ(Manic Street Preachers)@横浜Bay Hall

99年の赤坂Blitzで初めてのライヴを観て以来、今日が7回目。そして今夜、最も近いポジションで彼らを観た。狭い横浜ベイホールで、整理番号もそこそこ若い番号だったワタシは、入場と共にダッシュ。ニッキー側に人が集まっていたのは予想通りで、反対側の最前を確保した。

ほぼ定刻にスタート。ジェームス、ニッキー、ショーンの3人のほか、キーボードとギターのサポートを加えた5人編成。『You Love Us』『Your Love Alone Is Not Enough』『Motorcycle Emptiness』の3連打で、いきなりショウは沸点に。ジェームスは黒を基調とした衣装、ニッキーは白を基調とした衣装で、まるで狙ったかのようなコントラストに。ニッキーが終始微笑んでいたのが印象的だった。バックドロップには、新譜『Postcard From A Young Man』のジャケットを大きくした画像があった。

ニッキーはかなり上背があるが、ジェームスは結構小柄だった。声はよく出ていたし、伸びもあった。MCも頻繁にあり、それはジェームスだけでなく、ニッキーもだった。ショーンも、後半ではにこにこしながらドラムを叩いていた。サポートの2人、ギタリストは結構いい男。キーボードの人は結構年配で、いろいろなアーティストのサポートをこなしてきた人のよう。『Ocean Spray』では、間奏でトランペットを吹いていた。リードギターはやはりジェームスで、サポートはリズムギターの方を担っていた。

中盤でジェームス弾き語りのアコースティックコーナーがあり、なぜか『ラ・バンバ』のリフを弾くジェームス。ここでの曲は、前日のコーストとは異なる『The Everlasting』だった。その後他のメンバーが再登場するが、ニッキーが着替えていてスカート姿に!ラストは、『Tsunami』を経て今やアンセムとなった『A Design For Life』だった。

セットリストがキャリア横断的なのは、マニックスにとってはいつものことだが、強いて難を言えば新作や前作『Journal For Plague Lovers』からの曲をもっと演ってほしかったかな。初期の曲で熱狂するのもいいけどね。

ワタシがいたステージ向かって左側の前方は、誰もいないスペースになっていた。それは、マニックスのファンであればご存じのことだが、リッチー・エドワースのポジションだからだ。そこに陣取って初めてわかったのだが、ジェームスは頻繁にこちらを向いて歌い、また何度となくこちらに来てはギターソロを弾いていた。ワタシのすぐ眼前に、ジェームスがいた。何度も、何度も。

関連記事

マニック・ストリート・プリーチャーズ(Manic Street Preachers)、5年ぶり単独来日

マニック・ストリート・プリーチャーズの来日公演が、今夜と明日行われる。ワタシは、明日の横浜公

記事を読む

マニック・ストリート・プリーチャーズ(Manic Street Preachers)@横浜Bay Hall

MITCH IKEDAさん

マニック・ストリート・プリーチャーズやオアシスに認められ、受け入れられた日本人カメラマンがい

記事を読む

マニック・ストリート・プリーチャーズ(Manic Street Preachers)『The Holy Bible (10th Anniversary Edition)』

マニックスは昨年、サードアルバム『The Holy Bible』を全曲演奏するライヴを、開催

記事を読む

マニック・ストリート・プリーチャーズ(Manic Street Preachers)『Leaving The 20th Century』

マニック・ストリート・プリーチャーズは、1999年12月31日に、地元ウェールズのカーディフ

記事を読む

マニック・ストリート・プリーチャーズ(Manic Street Preachers)『Generation Terrorists (20th Anniversary Edition)』

マニック・ストリート・プリーチャーズが1992年に投下したデビューアルバム、『Generat

記事を読む

  • 全て開く | 全て閉じる
PAGE TOP ↑