イースタン・ユース(eastern youth)@フジロック’23
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最終更新日:2023/07/29
Fuji Rock Festival'23 フジロック

ベテランにしてフジロック常連バンドで、個人的には10年以上前に一度ラジオ番組の収録で観たことがある。つまり、ベーシストが村岡ゆかに交代してから観るのははじめてだ。
ということで、バンドの軸はギター&ヴォーカルの吉野だが、村岡を中心に観た。オーバーオール姿でステージ向かって左側に陣取り、体勢は吉野の方を向き、つまりフロアに向かっては半身の状態だ。
スリーピース編成では、各プレーヤーの力量がよりダイレクトに明らかになり、かつ3人のバランスも保たなくてはならないはずだ。彼女のベースは吉野やドラムの田森に負けてはいないし、そして突出しすぎてもいない。小柄な体格の人がベースを弾くと重そうに見えがちだが、彼女の場合はそうはならず、自分の手足のように操っているように見えた。
ラストは、必殺の『夏の日の午後』。20年以上歌い演奏されている曲だが、古臭くならず、今の曲、いや、時の流れを超えたタイムレスな音として鳴っている。バンドも、オーディエンスも、年を重ね成長・成熟しているのに、だ。
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