ジョニー・マー(Johnny Marr)@フジロック’18
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Fuji Rock Festival'18 ジョニー・マー, フジロック
ソロ名義でコンスタントにアルバムをリリースするようになった、ジョニー・マー。ここでのライヴも、新譜からの曲を中心に演奏する。白いシャツ姿で細身で、しかしその容姿には年輪が刻まれたような渋さがあり、この人が長きに渡って活動し続けてきたことの深みを感じさせる。
フロントマンで歌も自ら歌うとなれば、ギターの大半はバックバンドのギタリストにお任せ・・・なはずはなく、イントロのリフも間奏も、自分でガンガンに弾きまくっていた。基本はホワイトボディのフェンダーで(ジャガーかジャズマスターかそれともムスタングか)、まれに青いボディのフェンダーに替えていた。中盤では、バーナード・サムナーと組んだエレクトロニックの曲も披露していた。
しかし、ハイライトになってしまうのはやはりスミスの曲だ。2曲目で早くも『Bigmouth Strikes Again』、そしてラスト2曲は『How Soon Is Now?』『There Is A Light That Never Goes Out』をぶつけてきた。後者では、サビのフレーズの一部をオーディエンスに歌わせていた。
元スミスという肩書きは、恐らくこの人がアーティストであり続ける限りつきまとうと思われるが、今のこの人はそれを引き受ける覚悟ができているのだと思う。
ジョニー・マーの前にザ・バースデイとしてグリーンステージに立っていたチバユウスケが、一般客の中に混じってライヴを観ていた。
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