YOSHIKI降臨！スクリレックス（Skrillex）＠フジロック’18

来日したことやリハーサル風景を本人自らツイートしていたことなどから、YOSHIKIがスクリレックスのステージに飛び入りするのではという噂が飛び交っていた。そして、その瞬間はアンコールのときにやってきた。

グランドピアノで『Endless Rain』を切々と弾く、長髪の男。やがてその姿がステージ両サイドのスクリーンにアップになり、YOSHIKI本人とわかった。噂は、現実のものとなったのだ。続いてはスクリレックスことソニーがギターを弾き、YOSHIKIは上半身裸でスケルトンのドラムセットに収まり激しくプレイ。おお。演奏が終わると2人は腕を組み、お互いを讃えながら挨拶をした。

さて、順序が逆になったが、スクリレックスの本編だ。2枚ほどアルバムを聴いたが、ピコピコ音が過剰過ぎて個人的には微妙だった。しかし、この場ではソニーの肉体性溢れるプレイ、そしてレーザー光線が飛び交うド派手な視覚効果が大きなスケール感と開放的な空気を生み出していた。フレンドと称し数人の男女をステージに呼び寄せ、「left,left,left」「right,right,right」と彼らを動かして、それをオーディエンスにもさせた。大人数が一度に左右に動くさまは、かなりすごかった。