ブンブンサテライツ（Boom Boom Satellites）の単独公演に初参加

4月29日は、ブン・ブン・サテライツのライヴに行く予定だ。彼らの単独公演に行くのは、これが初めてである。

彼らのライヴを観たことは、今までに3回ある。最初は、2001年フジロックの前夜祭。それまでにバンド名だけは聞いていて、果たしてどんな音なのだろうと思って臨んだのだが、プログラミングを駆使しながらも生音のビートが耳に残った。フジのライヴはただでさえ異空間になりやすいのだが、このときも別世界に連れ去られたかのような圧巻のライヴをしてくれた。

2度目は翌2002年11月で、プライマル・スクリームのオープニングアクトとしてだ。彼らは淡々と彼らのライヴをこなしたのだが、これが当時何度目かのピークを迎えていたプライマルにリンクするような、格好の露払いになった。

3度目は、先月のソニックマニアだ。単独公演のチケットを取ったのは、このソニックマニアでのライヴが決定的だったからだ。プログラミングと生音との見事な融合は相変わらずだが、このときのパフォーマンスには、鬼気迫るというか、とんでもない気合いを感じた。

今までワタシが体験してきたのは、フェスや前座などでいずれも凝縮されたセットのライヴだった。新譜が今日リリースされ、それに伴うツアーが来月から始まる、という流れにあって、このタイミングでじっくり彼らのライヴを観たいと思ったのだ。