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バトルス(Battles)@フジロック’16‎‎‎

公開日: : Fuji Rock Festival'16

バトルス@ホワイトステージ

タイヨンダイ・ブラクストンが抜けたバトルスは、2011年のソナーサウンドで観ていて、それ以来になる。ステージは、ドラムのジョン・スタイナーを中心に、向かって右にデイヴ・コノプカ、左にイアン・ウィリアムスが陣取っている。

赤いキャップをかぶり表情が伺えないイアンは、ギターのみならずキーボードもこなしていた。MCもこなすデイヴは、かがんで機材の調整をしていることが多い。ベースだけでなく、プログラミングも担当か。今のバトルスは、おそらくこの人が軸になっている。

そして、なんと言っても運動量が多いのはジョンだ。演奏はほとんど曲間を切らすことなく続いていて、その間ジョンは叩きっぱなし。高い位置にセットされたシンバルも、もちろん叩きこなしていて、バテないのが不思議でしようがない。

曲は新譜からが中心と思われるが、決定的な『Atlas』も披露。タイヨンダイのヴォーカル部はサンプリングを使っていて、女性の声かあるいは電子音声っぽかった。なんだかんだ言って、イントロだけで場内はどっと沸いたし、バンド側もそれをわかって引き受けているにちがいない。

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