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エリック・クラプトン(Eric Clapton)『Unplugged(CD+DVD)』

エリック・クラプトン(Eric Clapton)『Unplugged(CD+DVD)』

エリック・クラプトンの、90年代のイメージを決定づけたMTV番組企画アンプラグド。CDと映像それぞれに未発表分を追加したデラックス・エディションが、2013年にリリースされた。

まずはCD。2枚組になっていて、ディスク1は本編のリマスターだ。クラプトン以前にもアンプラグドライヴを行ったアーティストはいるが、このライヴによりアンプラグドのスタイルが確立したと言っていいはずだ。

原曲をアコースティックで披露することにより、曲が備えている別の一面を明らかになる。その最たるは、エモーショナルな原曲をレゲエ化した『Layla』であり、このイントロが鳴った瞬間こそ、「革命」が起こったのだと思う。

ディスク2は、未発表やリハーサル時の音源になっている。個人的に注目するのは、『Circus』『My Father’s Eyes』の2曲。後に98年のアルバム『Pilgrim』で正式にリリースされるが、その6年前のこの時点で、既に曲は出来上がっていたことになる。へえー。

そしてDVDだ。本編はMTVで放送された映像なのだが、メンバーを観ていて改めて気づかされることがある。パーカッションが、レイ・クーパーだったこと。キーボードがチャック・リーヴェルで、この人は90年代以降のローリング・ストーンズのツアーメンバーであること。アンディ・フェアウェザー・ロウが、まだ若々しく精悍な顔つきをしていること。

特典映像は、本編と同じくらいの約60分のリハーサルだ。客なし、クラプトンが違う色のジャケットを着ている、スタッフがところどころで見切れていたり、照明の具合を指示したりしたりするなど、結構面白い。クラプトンもさすがにリラックスしていて、曲間にタバコを吸うなどしている。

元々のクラプトンのアンプラグドが革命的なら、裏側を明かしたこのデラックスエディションも素晴らしい。ディランやニール・ヤングらもアンプラグドのアルバムをリリースしているので、デラックスエディションをだしてくれたら嬉しい。

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