*

レッド・ツェッペリン(Led Zeppelin)再結成

Led ZeppelinⅣ

これまで何度となく噂が出ては消え、を繰り返していたツェッペリン再結成話。がしかし、今回ついに一夜限りの再結成ライヴが発表になった。ライヴは、11月26日にのO2アリーナにて、ツェッペリンが在籍していたレーベル、アトランティックの創始者で昨年亡くなったアーメット・ガーディアン会長の追悼ライヴとして行われる(実際は12月10日に実施された)。

メンバーは、、ジョン・ポール・ジョーンズのオリジナルに加え、ドラマーには故ジョン・ボーナムの息子で同じくドラマーのジェイソンが務める。ツェッペリンの再結成は1988年以来であり、やはりアトランティックがらみだった。そしてこのときも、ジェイソンがドラマーを務めている。今回のライヴには、やビル・ワイマンなども参加するそうだ。

再結成について、いろいろと思うところはある。それぞれが長年バラバラに活動していて、果たしてバンドとしてのマジックは再現できるのかとか、ジミー・ペイジはちゃんとギターが弾けるのかとか(恐らくサポートを入れると予想している)、単独ライヴではないのでほんの2、3曲しか演らないんじゃないかとか。しかしそれでも、やはり楽しみは楽しみであり、当日会場内にいられる人をうらやましく思うことだろう。

ビッグネームのあり方にはいろいろあって、これはこれで面白いなと思っている。は、メンバー交代や脱退、不仲といった解散の危機を何度も克服して未だ現役であり続けている。は、一度はドラマーの死によって解散したものの、その後不定期に再結成ツアーを行い、昨年新作をリリースした。も、似たような道のりを辿っている。ディープ・パープルもマイナーチェンジ気味ではあるが気を吐いている。そしてツェッペリンだが、単発の再結成ライヴを断続的に行うことで、伝説と下界との間を行ったり来たりしているように思う。

関連記事

レッド・ツェッペリン(Led Zeppelin)、2007年再結成ライヴが映像化

数日前からバンドのFacebookページで謎のカウントダウンがあったが、それがついに明らかに

記事を読む

クロウズ=ペイジ(Jimmy Page And The Black Crowes)、来日中止

朝ネットし、朝日新聞朝刊にクロウズ=ペイジの来日公演中止の告知があったことを知った。自宅で新

記事を読む

クロウズ=ペイジ(Jimmy Page And The Black Crowes)、来日中止により払い戻し

ジミー・ペイジの椎間板ヘルニアが悪化したため中止になった12月のクロウズ=ペイジ来日公演。チ

記事を読む

BS熱中夜話「ロック黄金期」(2)-スーパー・ギタリスト・ナイト-

昨夜は、「BS熱中夜話」でギタリスト特集だった。ギタリストといってもたっくさんいるが、番組で

記事を読む

ジョン・ポール・ジョーンズ(John Paul Jones)『The Thunderthief』

レッド・ツェッペリンのベ-シストだったジョン・ポール・ジョーンズ(以下JPJ)による、ソロセ

記事を読む

  • 全て開く | 全て閉じる
PAGE TOP ↑