わが愛しのキャンディーズ

BSで放送されていた、キャンディーズの特番「わが愛しのキャンディーズ」を観た。

キャンディーズは、伊藤蘭、田中好子、藤村美樹の3人組で、実働期間は約4年半。歌手を養成する学校で知り合い、当初はスクールメイツとして歌手の後ろで踊っていたそうだ（スクールメイツで紅白にも出演していた）。その後3人でデビューするが、デビューから2年はヒットに恵まれなかった。ちなみに、最初は田中好子がメインヴォーカルだった。

伊藤蘭をメインヴォーカルに変えた辺りから曲がヒットするようになり、現在でも耳慣れているお馴染みの曲が次々にリリース。しかし、あまりにも加熱する人気と多忙の日々に加え、彼女たちはいつしか自分たちの将来像を考えるようになり、解散を宣言。ラストコンサートは、後楽園球場で行われた。解散後、再結成は1度もされてないそうだ。

ワタシが記憶している最も古い音楽、つまり原点はピンクレディーだ。ではキャンディーズはというと、解散騒ぎだけはぼんやりと覚えているが、活動当時のことはほとんど記憶にない。ただ、曲だけがその後も不定期にテレビで流れるのを耳にしたり、伊藤蘭や田中好子が女優として現在でも活動しているのを目にしたりして、キャンディーズという名前を思い浮かべるだけだった。今回この映像を観て、ワタシが知らなかったことが次々に明らかになり、とても収穫があった。