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アス(Us)@フジロック’25

公開日: : Fuji Rock Festival'25

アス(Us)@フジロック'25

去年のフジロックでは、毎日どこかのステージに出演していたアス。個人的には、その前夜祭以来に観た。

ミッシェル・ガン・エレファントの『スモーキン・ビリー』が、フルコーラスで流れる。チバユウスケのヴォーカルが2025年の苗場に、と少しじぃんとしたところで、バンド登場(ウエノコウジと彼らがコンタクトをとっていたのをSNSで見た)。

フィンランド出身の5人組で、ドラム、ベース、ギター、ハーモニカ、ヴォーカル&ギターの編成。軸はヴォーカルのテオで、テレキャスをかきならしながら熱唱するが、サイドギターにとどまらぬテクニカルかつエモーショナルなプレイを繰り広げた。

ハーモニカ専任のパンは、テオの弟だ。その場のノリでなのかそれともある程度の型があるのかはさておき、プレイしながらステージ上を広く使い、時折ギターのマックスとマイクをシェアしてコーラスも担っていた。荒っぽさは残るものの、バンドのコンビネーションはより密になっていた。

というか、5人はこの暑さにかなり滅入っていたように見えた。全員黒系の上着姿で登場し、ドラマー以外はそのままプレイ。テオは序盤から顔を真っ赤にしていて、大丈夫かなと思ってしまった。

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