バイオハザード・ヴェンデッタ（2017年）

自身の結婚式での最中に爆撃を受け、妻や仲間を失った実業家のアリアス。以降は復讐心に燃え、バイオテロを仕掛けるテロリストと化す。対バイオテロ組織のリーダー、クリス・レッドフィールドは、潜入捜査していた仲間を救出するためアリアスの洋館に向かうが、仲間は既にゾンビ化し、部隊も壊滅に追い込まれる。

シカゴ大学教授でクリスの元同僚のレベッカは、ゾンビ化を引き起こすウィルスのワクチンを作成。ウィルスの特性から、ふたりはかつて類似の事件に対応したレオンに協力を要請。しかしレオンは、前の任務で多くの同僚を失ったことから、酒に溺れ自暴自棄になっていた。

実写映画ではなく、ゲーム版の設定に基づいたフルCG映画になる。ここでのゾンビは動きが早く、敵味方を区別する能力もあり、進化を遂げている。後半、アリアスはニューヨーク市街地でのウィルス散布を目論むが、クリスとレオンによる部隊が阻止せんとする。

そしてクライマックスは、ビル屋上での攻防だ。レオンは、ウィルスによって身体が4メートルになったアリアスのボディーガードと戦闘。クリスとアリアスは、ふたりとも至近距離からの銃弾を次々にかわしながら死闘を繰り広げる。

ワタシは、実写映画はコンプリートしたがゲーム版は全く知らない。クリスは『4 アフターライフ』で、レオンは『5 リトリビューション』とCG映画『ディジェネレーション』で観ている。ふたりとも主役クラスで、同じ作品への出演はバディものの様相を呈している。