*

バイオハザード4 アフターライフ(2010年)

公開日: : 最終更新日:2022/03/16 バイオハザード ,

 バイオハザード4 アフターライフ(2010年)

東京・渋谷にてウィルスが蔓延し、人間はアンデッドに変貌。その地下にアンブレラ社の日本支部があり、アリスとそのクローンは支部を壊滅させる。アリスは感染なし、食料ありとされるアラスカの「アルカディア」に向かうが、見つけることはできず、ただひとりの生存者が記憶を失っていたクレアだった。

「アルカディア」がアラスカにないことを感じ取ったアリスは、クレアを伴いロスに向かう。市街をアンデッドが埋め尽くす中、刑務所の屋上に生存者がいることをアリスは確認。生存者とのコンタクトを果たすも、迫り来るアンデッドから逃れる過程で仲間がひとりまたひとりと死に、裏切りもある。

シリーズ4作目。アリスの超人的な戦闘能力は益々冴え渡っていて、アンデッドに襲われる恐怖感よりも、アリスと生き残った仲間がどう倒すかという図式になっているように感じる。ラストは、シリーズ中最も希望に満ちた幕引きに・・・かと思いきや、またもアンブレラ社による無数のヘリが押し寄せたところでエンドロールとなり、ア・パーフェクト・サークルの『The Outsider』が流れる。

ラストで襲撃を指揮するアンブレラ社の女性兵士が、『2』でアリスたちと行動を共にしていたジル・バレンタインだった。しかし、『2』では黒髪のショートヘアだったが、ココでは金髪のロングヘアで、見た目が違いすぎる。ジルの胸元には、アラスカでのクレアと同じデバイスが埋め込まれていて、恐らく以前の記憶を消され、アンブレラ社に操られているのだろう。

アリスを演じるは、今作より監督に復帰したポール・W・S・アンダーソンと公開の前年に結婚している。また、冒頭でアンデッドと化す女性は、中島美嘉だ。中島のPVを観たポールが気に入り、起用したのだとか。

関連記事

バイオハザード ディジェネレーション(2008年)

アメリカ中西部の空港で、空港利用者がゾンビ化。更に飛行機が空港ロビーに突っ込み、中からはゾン

記事を読む

バイオハザード5 リトリビューション(2012年)

前作のラストでウェスカーを倒し、アンブレラ社に囚われていた人たちを解放し、平穏のときが訪れた

記事を読む

バイオハザード(2002年)

巨大企業アンブレラ社が、ラクーンシティの地下施設で極秘に細菌兵器の開発をしていたのだが、その

記事を読む

バイオハザード3(2007年)

前作『バイオハザード2 アポカリプス』のラストにて、アンブレラ社はラクーンシティそのものを葬

記事を読む

バイオハザード: ザ・ファイナル(ネタバレあり)

アリスは、アンブレラ社マザー・コンピュータのレッドクイーンから、アンブレラ社がTウィルスの抗

記事を読む

  • 全て開く | 全て閉じる
PAGE TOP ↑