インクレディブル・ハルク(2008)
アメリカ軍の兵士強化研究において、自らの体を実験台にしていた、科学者ブルース。心拍数が上昇すると肌が緑の巨人「ハルク」に変貌してしまい、軍からは追われる身となりブラジルに潜んでいた。
アメリカに戻ったブルースは、恋人で実験に関わっていたべティと再会。彼女は、実験の責任者であり、ブルースを追い詰めるロス将軍の娘だった。ブルースは変身をコントロールすべく協力者のサミュエルに接触する。
しかし、将軍の部下でかつてのブルースと同じ肉体強化を受けていたブロンスキーは、サミュエルを襲いブルースの血液を自らに注入。もうひとりのハルクとなってしまう。ブルースは、ブロンスキーを止めるため変身して迎え撃たんとする。
マーベルコミックスに原作を持つ作品の、何度目かの映像化だ。巨大化したハルクは、見た目不気味ではあるが、ぎりぎりで気持ち悪くなっていない。人間の心を完全に失っているわけでもないようで、ブルースは爆風からべティを守るなどしている。
ブルースをエドワード・ノートン、べティをリブ・タイラー、ブロンスキーをティム・ロス。エドワード・ノートンは脚本にも関わっているとのこと。しかし『アベンジャーズ』では、ブルース役はマーク・ラファロに交代している。
今回、テレビで放送された吹き替え版で観た。ブルース役の声優がなんと水嶋ヒロだったのだが、あまりにも下手でひどすぎたし、何より役に合っていない。ワタシは芸能人が声優をすることに反発し続けているのだが、それはこういうことがあるからだ。
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