ミュー（Mew）＠SHIBUYA-AX

メンバー3人＋サポートのベースとキーボードの、5人編成でのライヴ。バックドロップのスクリーン、及びステージ両サイド後方のアクリル板には映像が映し出され、演奏とシンクロしていた。

中盤まではヨーナスの声が枯れ気味だったり、あちこちでリズムが合っていなかったりもした。しかし、総じて演奏力は向上していて、サポートの2人もかなり重要な役を担っていると感じた。

キラーチューン『Am I Wry? No』が前半で披露されたのは意外。ヨーナスのキーボード弾き語りあり、ダブルアンコールありで、前半こそ少し不安にはなったが、終わってみれば満足度の高いライヴとなった。ギターのボウの躍動感溢れるプレイも目覚ましく、バンドが着実に成長を遂げていることを痛感。

このバンドが解散せず活動し続けていることを嬉しく思うだけでなく、今後大化けして、メガバンドになる可能性すら感じさせる。レディオヘッドになれるかも、とは言い過ぎかな。