ミュー（Mew）、5年ぶりの単独来日

Mewの来日公演が、明日からスタートする。ワタシは、その明日のSHIBUYA-AX公演に行く予定である。

サマソニ及び単独で、これまでも比較的コンスタントに来日している。ワタシは2003年のサマソニと2005年の単独を観ている。前回の来日は去年のサマソニだったが、ナイン・インチ・ネイルズとバッティングしていたためワタシは観れなかった（余談だが、Mewはこの時期のナイン・インチの海外ツアーのオープニングアクトを務めていた）。

Mewはデンマークのバンドで、北欧ならではの透明感に溢れた世界観と、ギターロックのフォーマットとがうまく噛み合わさった、ありそうでない立ち位置にある。ワールドワイドでのファーストアルバム『Frengers』は、今回久々に聴いたがポップなメロディーの中に凝縮されたクォリティーの高さに改めて気づかされ、半ば中毒のようにリピートしている。セカンド、そして最新作となるサードではプログレ的な展開が観られ、大作志向が伺える。ファーストとは方向性が異なるが、バンドの進化なのだと思う。

2006年には、ベーシストのヨハンが脱退。バンドは後任を加入させず、サポートを入れる形で活動しているそうだ。去年のサマソニを観た人は既にMewの現在形を体験済みだが、ワタシは明日体感してくる。