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書籍『クリエイション・レコード物語』

クリエイション・レコード物語

80年代から90年代にかけて活動していた英国のレーベル、クリエイション。その内情を綴った本を読んだ(小山田圭吾が推薦文を寄せている)。

クリエイションには、プライマル・スクリーム、オアシス、マイ・ブラッディ・バレンタイン、ティーンエイジ・ファンクラブなどが在籍していて、社長のアラン・マッギーはボビー・ギレスビーと幼なじみだった。物語は、作者がアランを始め社員や関係者にインタビューをする形式で進んでいて、訳者である伊藤英嗣がキーワードに注釈をつけている。前述のバンド以外にも、たくさんのバンドやアーティストの名前がぽんぽん飛び出し、直接間接に関わりを示している。

だけど、内容の大半は、アランにせよバンドにせよ、ドラッグを服用しながらパーティーに明け暮れていたとかが多く、読んでいて辟易する。音楽に関するエピソードでは、費用がかさんだと語り草になっているマイブラの『Loveless』の制作には2年半かかり、だけどその間アランは1度もスタジオに入れさせてもらえなかったとのこと。

オアシスに関しては、初めて観たとき、彼らはローゼズやビートルズのカヴァーをやっていたとか、『Morning Glory』がバカ売れした後の『Be Here Now』の制作時、アランのアドバイスにノエルはまるで耳を貸さなかったとか、そんなようなことが綴られている。そして最も多く登場するのは、やはりプライマルだ。

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