ザ・クラッシュ(The Clash)『London Calling』展@ロンドン博物館(2020年1月1日)
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パリ・ロンドン2019年12月-2020年1月 U2, ザ・クラッシュ, フジロック
テムズ川でのカウントダウン花火を観た後、地下鉄でホテルに戻る。寝たのは、深夜3時過ぎくらいだっただろうか。
遅めの朝食をとった後、ユーストン・スクエア駅からサークルラインに乗り、バービカン駅で下車してロンドン博物館へ。1979年にリリースされ、40周年を記念したクラッシュのアルバム『London Calling』展が開催されているからだ。
入り口前にクラッシュ展のポスターが横並びに連なっていて、コレを見ただけでテンションが上がった。ジャケット、メンバーのフォトのほか、『London Calling』の歌詞もあった。博物館は入場無料、特別展のクラッシュ展も無料だった。

クラッシュ展のブースは、ロビー近くにあった。ジャケットが記念撮影用オブジェとして設置されていて、その手前に「あの」ベースがあった。ポール・シムノンがライブ中にステージに叩きつけ、それをカメラマンが撮影しジャケットにしたときの「あれ」だ。廃棄されずに現存してくれていることが、とても嬉しかった。


展示物は、リリースされた1979年前後の記事、メンバーが着ていた衣装やギターなど、ジョー・ストラマーが使っていたという年期の入ったタイプライター、各国のアルバムやシングルなど。日本盤もあった。元ネタになった、エルヴィス・プレスリーのアルバムジャケットとの陳列もあった。ポール・シムノン所有の展示物が、多かった印象だ。



関連グッズもいくつか販売されていて、缶バッチ、ステッカー入りの小冊子、ジャケットをプリントしたトートバッグを購入した。

個人的には、ジョー・ストラマーは99年フジロックで、ミック・ジョーンズのビッグ・オーディオ・ダイナマイトは93年U2のゲストで、観たことがある。しかし、世代や物理的事情もあって、クラッシュを観ることは叶わなかった。それを取り戻すでもないが、本場ロンドンにてこの展示が観れたことに、なんとも言えない喜びを噛み締めている。
展示スペースは決して広くはなかったが、お宝が凝縮され陳列されていた印象だ。この規模なら、(解説を翻訳するという対応は必要だが)日本にも持って来れるのではないだろうか。
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