『攻殻機動隊展 GHOST AND THE SHELL』を観に行ってきた

『攻殻機動隊』の展示はこれまでにも何度かされているが、今回はスケールが段違いだ。滞在したのは2時間半くらいだったが、正直時間が足りなかった。
会場は、虎ノ門ヒルズ45階のTOKYO NODE。まずは7階まで上がり、当日券の場合はここで購入。そして、45階直通のエレベーターで入場口へ。チケットは、入場用とARグラスによる「電脳VISION体験」の2種類ある。前者のみで入場可能だが、せっかくの機会なので後者にも申し込んだ。
ギャラリーAでは、端末で全アニメ作品をキャラクターや舞台、建物、背景などにアクセスし、関連する場面の再生もできる端末「Nerve Net」を触ってみる。最初のうちはうまく操作できず面食らったが、慣れてくると作品の時間軸を自由に行き来してコンテンツを楽しめる。

そして、攻殻を象徴するビジュアル「有線接続」を実際に構築。背面のスクリーンだけでなくこのブース全体にプロジェクションマッピングが広がり、これらは常に動的に稼動している。正直、このブースだけで飽きずにずっといられる。期間中、ココではさまざまなイベントが開催されるそうだ。

ギャラリーBに行く途中の通路には、歴代攻殻のポスターが展示され、そして監督のインタビュー映像が流されていた。ワタシが通ったときは、神山健治のインタビューだった。



そして、メインとなるギャラリーBだ。押井版、神山版、黄瀬版、荒牧版と、制作順に原画や絵コンテ、セル画などが展示。そして電脳VISION体験は、このブースで本領を発揮する。数カ所あるスキャン位置で読み取りを行い、対象となる原画の前に行くとタチコマが解説してくれ、そしてアニメ映像が流れるという具合。『Stand Alone Complex 2nd GIG』での、子供時代の素子とクゼ(と思われる子たち)の回を扱ってくれたのは嬉しかった。

しかし電脳VISION体験には90分の時間制限があって、押井版ではじっくり原画を観ながら
並行して電脳体験をしていたが、気がつくと残り時間が30分くらいになっていた。そこで、原画閲覧を後回しにし電脳体験の箇所を優先。それでも時間が足りず、『SAC_2045』は泣く泣く断念してARグラスを返却した。

その後、いったん飛ばしたところまで戻り、原画を鑑賞。合間には、来場者を映したモニターの顔に笑い男マークが付与されたり、空山基によるオブジェを観たりした。実物大のタチコマも展示されていたが、以前の展示にあったのと同じものかもしれない。
ギャラリーCは、「オリジン」である士郎正宗の原作が展示。そして、グッズ売り場につながっていく順路になっていた。
これまでいろいろな展示を観てきたが、個人的に作品に対する大きな思い入れがあるとはいえ、トップクラスと思える密度の濃さだった。ほとんどの展示物は撮影可能で、結構撮ったつもりだったが、いざ見直してみるとぜんぜん少ない。それだけ、興奮しテンションが上がっていたのだろう。
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