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ブレードランナーの未来世紀

公開日: : 最終更新日:2016/10/29 ブレードランナー ,

ブレードランナーの未来世紀

80年代のカルト映画8本を扱った本を読んだ。

その8本というのは、デヴィッド・クローネンバーグ「ビデオドローム」、ジョー・ダンテ「グレムリン」、ターミネーター」、テリー・ギリアム「未来世紀ブラジル」、オリバー・ストーン「プラトーン」、デヴィッド・リンチ「ブルーベルベット」、ポール・バーホーベン「ロボコップ」、リドリー・スコット「ブレードランナー」だ。

このうちワタシが観たことがあるのは、半分強の5本「」「未来世紀ブラジル」「プラトーン」「ロボコップ」「ブレードランナー」だ。観た作品については、これまで知り得なかったウラのエピソードが書かれていたことで一層作品への関心を深めることができた。観ていない3作品についても、退屈するどころか逆に興味をそそられた。

どの章でも、監督の少年期から映画の世界に入るまでをフォローし、その人にとって重要と思われる作品についても触れ、そして本題(作品の解説)に入る。どの監督も決して最初から恵まれた環境にあったわけではなく、金銭的に苦しく、不遇の時期があった。しかし、映画に対する情熱はブレることがなく、勝ち取ったチャンスを最大限に生かした。

ジェームズ・キャメロンが求める女性像は作品を問わず一貫しているというのを、ワタシはこの本で知った。「プラトーン」がオリバー・ストーンがベトナム戦争を体験したことがもとになっているのは既に知られた話だが、劇中の兵の名前もストーンの戦友の名前を使っているそうだ。

映画には、公開即大ヒットを記録する作品と、長い年月をかけて少しずつ浸透していく作品があると思う。「プラトーン」はアカデミー賞受賞、「グレムリン」「ロボコップ」は公開時それなりに話題になったと記憶しているが、ほかはまさにカルト人気を誇る作品だろう。ワタシにとっても同様で、「ブレードランナー」「未来世紀ブラジル」はマイフェイバリットからはずせない。

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