坂本慎太郎@フジロック’25
公開日:
:
Fuji Rock Festival'25 フジロック

写真は、セッティング中のステージ。
フレッド・アゲインは前半だけでも観るつもりだったが、フェスティバル側の機材トラブルで、21時10分予定が22時45分開演に大幅ずれ込み。なので、見切りをつけて早めにレッドマーキーに入った。
音合わせは本人たちがやっていて、つまり坂本もメンバーとアイコンタクトをとりながらセッティングしていた。そして、『動物らしく』を演ってくれた!フェスではときどきこういうことがあるし、そして配信では流れない(坂本は配信自体ないとのこと)。
ドラム、ベース、サックス、そして坂本という、ここ数年固定の編成。坂本はフロアには半身で、つまりバンドの方を向きながらプレイしていた。ギターはギブソンSG1本で、だいたいは力まずゆったりと弾きながら歌っていた。時折、ひざを使ってかがんでプレイしていた。
ギターは替えていないが、発せられる音は無限に広がっていくようだった。考えられるのはエフェクターの駆使だが、ワタシのところからは足さばきは見えなかった。バックドロップはノータッチだが、その分曲調にシンクロさせてライティングが変わっていた。
中盤の『ずぼんとぼう』、終盤の『ナマで踊ろう』では、坂本のプレイはインプロヴィゼーションの様相を見せ、ゆらゆら帝国を少し彷彿とさせつつ、当然だが進化しているのが伺えた。ライティングは、レーザー光線が飛び交ったりミラーボールが光ったりし、場内は幻惑されるような空間になった。
2021年と2023年のフィールド・オブ・ヘヴンでも観ていたし、今回は時間も遅いので観るかどうか迷っていた。がしかし、やっぱり観てよかったし、観なければ後々後悔するところだった。ヘヴンの舞台にはマッチしていたが、屋根があり密閉感のあるステージで観られるのは、この上なく贅沢だった。
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