*

ジョン・ポール・ジョーンズ(John Paul Jones)『The Thunderthief』

John Paul Jones『The Thunderthief』

レッド・ツェッペリンのベ-シストだったジョン・ポール・ジョーンズ(以下JPJ)による、ソロセカンドアルバムである。

ツェッペリン解散は80年だったが、JPJが初のソロアルバム『Zooma』をリリースしたのは98年。翌99年には来日公演も果たしていて、今回のセカンドは2年後にリリース。つまり、この時期JPJはかなり意欲的にソロ活動をしていたことになる。リリースはロバート・フリップのレーベルであるディシプリン・グローバル・モービルからで、その縁もあるのか冒頭の『Leafy Meadows』にはフリップがギターで参加している。来日に帯同していたカジャグーグーのニック・ベッグスも、スティックで参加している。

『Zooma』は全曲インストだったが、今回は約半分がヴォーカル入りだ。JPJは自分では歌わない人なので、きっと誰かゲストヴォーカリストを起用したのだろうと思いながら聴いていたのだが、ブックレットを見るとなんと本人自らが歌っているとのことで、それにまずびっくり。そしてヴォーカル入りの曲はメタルっぽかったりブルースがかっていたりと、曲毎に色が異なりバラエティに富んでいる。

対してインストの方はベースをブイブイ言わせながらどことなくプログレがかっていて、これは『Zooma』の流れを継承しているように思える。『Shibuya Bop』というインストナンバーもある。

ジミー・ペイジやロバート・プラントと異なり、JPJは「ツェッペリンを求められなくて済む」立ち位置にいると思う。それが自由な作風を生み、聴く側としても変に力が入らず楽しめる。

関連記事

レッド・ツェッペリン(Led Zeppelin)『狂熱のライヴ スペシャルエディション』

レッド・ツェッペリンが1973年にニューヨークのマジソンスクエアガーデンでライヴを行い、その

記事を読む

ネブワース 1990 完全版(DVD)

以前Wowowで放送されたことのある1990年ネブワースの映像だが、その完全版が2010年に

記事を読む

レッド・ツェッペリンのジミー・ペイジ、来日記者会見

先月ロンドンで再結成ライヴを行った、レッド・ツェッペリン。ギタリストのジミー・ペイジが26日

記事を読む

題名のない音楽会:なんてったってジミー・ペイジ

テレビ朝日で放送されている長寿音楽番組、「題名のない音楽会」。今日の放送、なんとジミー・ペイ

記事を読む

クロウズ=ペイジ(Jimmy Page And The Black Crowes)来日公演の実施可否状況

来日中止も危ぶまれた12月のクロウズ=ペイジ公演だが、その後プロモーターであるH.I.P.の

記事を読む

  • 全て開く | 全て閉じる
PAGE TOP ↑