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ジョン・レノン(John Lennon)『Live In New York City』

公開日: : 最終更新日:2020/10/21 John Lennon ,

ジョン・レノン(John Lennon)『Live In New York City』

1972年8月30日、ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデンでジョン・レノンとオノ・ヨーコはチャリティライブを行った。アルバムは、ジョンの死後1986年にリリース。映像も、当時VHSとレーザーディスクでリリースされたが、正規にDVD化はされていない模様。ただ、BSやCSでは不定期に放送されることがあって、それを観た。

ライブは昼夜2回行われ、混在している模様。ジョンは、曲間のMCも豊富だ。時期的にはアルバム『Some Time In New York City』リリース直後で、そこからの曲を軸にしてソロの曲を演奏。『Mother』 を演奏したのは意外で、およそライブ向けの曲とは思えなかったからだ。ビートルズの『Come Toghether』では、演奏する前から場内が湧いた。

ヨーコは、曲によりヴォーカルをとってはいたものの、基本的にキーボードの前に収まって弾いていた。『Sweet Toronto』のときとはイメージが変わり、アーティスト然としていることにびっくりした。

実際のライブでは、スティーヴィー・ワンダーやロバータ・フラックも出演していたようで、テレビ用に再編集された『One To One』 では、彼らのパフォーマンスも観ることができる。その代わりジョンのパフォーマンスは縮小されていて、トータル時間も短い。なので、この映像の正規DVD化が望まれる。なぜなら、ジョンの生前最後のライブ演奏だからだ。

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