*

オアシス(Oasis)のアルバムセールス事情

公開日: : 最終更新日:2022/11/23 Oasis

Oasis『Be Here Now』

先日ロードムーヴィーの上映会に参加した際、座席にはいろいろなチラシ類が置かれていて、それをそっくり頂戴してきた。オアシスが立ち上げたブランドによるTシャツや、テレビの番組放送予定の告知などだったが、その中にコンパクトなフライヤーがあった。

そのフライヤーは『Stop The Clocks』のジャケットが表紙になっていたのだが、開いてみると9面になっていて、表はオアシスがこれまでにリリースしてきたアルバムのジャケットになっていて、裏には各アルバムの収録曲と解説、そしてセールスデータが記載されていた。解説には、メンバーチェンジを含む当時のバンド及びロック界の状況が記されていて、オアシスのバンドとしての歩みをほぼリアルタイムで体験し続けてきた身としては、懐かしくもあり、誇らしくもあり、嬉しくもあった。

特に興味深かったのが、セールスデータだ。日本と世界という形で記載されているのだが、世界的に最も売れたのはセカンド『Morning Glory』(1600万枚)で、次いで『Be Here Now』(750万枚)、ファースト『Definitely Maybe』(550万枚)となっている。『~ Giants』以降は各300万枚で、つまりは横ばい状態だ。では日本ではというと、最も売れたのは『Be Here Now』で70万枚。次いで『Morning Glory』が50万枚、ファーストと『Giants』が45万枚、最近2作は30万枚となっている。

世間的には、評価が高いのはファーストとセカンドだと思っている一方で、個人的に最も好きなのは『Be Here Now』だった。オアシスのアルバムを全て揃えている人もいるだろうし(ワタシもいちおう全部持っているが)、歯抜けになっている人ももちろんいて当然。各アルバムが数字という形である程度定量的に裁かれると、一般の音楽ユーザーがオアシスをどう聴いているのかが浮かび上がってきているようで、なかなか面白い。

関連記事

オアシス(Oasis)、サマソニに続き再来日決定

30日のスポーツ報知に、ノエル・ギャラガーのインタビュー記事が掲載されていた。その中で11月

記事を読む

オアシス(Oasis)『Definitely Maybe(DVD)』

オアシスのDVD『Definitely Maybe』を観た。94年にリリースされたファースト

記事を読む

ノエル・ギャラガー、トロントでの公演中に襲われる

カナダのVフェスティバルに出演中だったオアシスのライヴにおいて、『Morning Glory

記事を読む

オアシス展(Oasis Chasing The Sun 1993 - 1997)

オアシス展(Oasis Chasing The Sun 1993 – 1997)

ラフォーレ原宿で開催されている、オアシス展に行ってきた。 開催は、昨日25日から28日

記事を読む

オアシス(Oasis)、7回目の単独来日

ベック来日とかぶるように、オアシスが来日中である。公演は29日までになっていて、ワタシは28

記事を読む

  • 全て開く | 全て閉じる
PAGE TOP ↑