TCXとドルビーアトモス

『スター・ウォーズ 最後のジェダイ』は、日本橋のTOHOシネマズで観た。TCXとドルビーアトモスに対応しているシアターがあるからだ。
横浜在住のワタシは、映画を観る際、多くは川崎の劇場に足を運んでいる。3D画質にこだわりたいときは109シネマズ川崎のIMAX3Dを、体感重視のときはTOHOシネマズ川崎のMX4Dを、それぞれ選択している。今回も、当初IMAXシアターで観るつもりだった。
しかし、エピソード8は3Dではなく2D上映と知り、IMAXにこだわらなくてもいいかなと思った。そこで今回は、音響にこだわりつつできるだけ大画面で観たいと思い、ワタシの自宅から電車の乗り継ぎがいい日本橋のTOHOシネマズにした。
TOHOシネマズ日本橋には、TCXとドルビーアトモスに対応したシアターがある。TCXは正式名称をTOHO CINEMAS EXTRA LARGE SCREENといい、TOHOシネマズ独自規格の巨大スクリーンだ。ドルビーアトモスは、高音質にして臨場感溢れるサウンドを体感できる。また、対応シアターにはプレミアボックスシートがあり、隣の席との間に仕切りがあることでより画面に集中することができ、またこの仕切りがいい具合に音を反響させている。
この設備、以前『美女と野獣』で体験していて、映像と音の迫力に感嘆していた。あと残る問題は、ネット予約で席を確保できるかどうかだったが、なんとか無事にほぼ中央のプレミアボックスシートをゲットすることができた。
TCXの巨大スクリーンもさることながら、やはり魅力は音響だ。タイトルコールと共に流れる、ジョン・ウィリアムスによるお馴染みのスター・ウォーズのメインタイトルのイントロが鳴った瞬間、この選択が正しかったことを実感した。オーケストラによる美しくそして圧倒的な演奏を、ドルビーアトモスは最大限に生かしていると思う。
それにしても、去年公開されたスピンオフの『ローグ・ワン』でも3Dだったのに、なぜ今回は2Dだったのだろう。
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