*

スロウダイヴ(Slowdive)@フジロック’17

スロウダイヴ(Slowdive)@フジロック'17

復活ジェットも気になりはしたが、スロウダイヴをどうしても前の方で観たかったので、レッドマーキーに居続けることに。3年前の彼らは再結成をまずはツアーで整えていて、今回はバンド名を冠した新譜を引っ提げてのフジロック帰還だ。

バンドの軸になっているのは、向かって右に陣取るギター&ヴォーカルのニールだ。多くの曲でイントロのリフはこの人から発せられた。中央がベースのニール、後方向かって左がドラムのサイモンで、リズム隊2人の力量も見逃せない。向かって左のレイチェルは、キーボード、ギター、ヴォーカルと、マルチな活躍ぶり。MCもだいたいこの人だったかな。

1曲1曲が音の洪水のようで、ヴォーカルはことばとしての意味を伝えるというよりは楽器の一部として機能させているように思える。レイチェルがギターを手にしたときはトリプルギターになるのだが、実はシューゲイズしているのは左利きギタリストのクリスチャンで、スロウダイヴをシューゲイザーバンドたらしめているのは、この人の功績によるところが大きいのではと思った。

それにしても、3年前も今回も、ステージはレッドマーキー。なんで2度も同じことを繰り返すかね。ホワイトステージかグリーンステージでよかったじゃないか(コレ、3年前のレポートにも書いていた)。

関連記事

LCDサウンドシステム(LCD Soundsystem)@フジロック’17

セットチェンジ中、初日のルート17前に匹敵する激しい雨が降ったが、開演する頃にはなんとか小降

記事を読む

フジロック’17、初日スタート!

現在曇り。予報では夜から雨。涼しい。

記事を読む

ドクトル・プラッツ(Doctor Prats)@フジロック’17

昨夜の前夜祭にも出演している、ドクトル・プラッツ。スペインの7人組で、ヴォーカル、トランペッ

記事を読む

フジロック’17前夜祭

フジロック’17前夜祭

17時過ぎに苗場に到着し、少し休んで19時頃に会場入り。盆踊りや抽選会を横目に眺め、前夜祭開

記事を読む

21回目のフジロック、そして21回目の参加

去年はフジロック20周年でテレビでも結構取り上げられたが、今年は平年に戻った気がする。大騒ぎ

記事を読む

  • 全て開く | 全て閉じる
PAGE TOP ↑