グレートミュージアム ハプスブルク家からの招待状(2014年)
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ドキュメンタリー
オーストラリアのウィーンが誇る「グレートミュージアム」ことウィーン美術史美術館。創立120周年を節目に敢行された、大規模工事に密着したドキュメンタリーを観た。
館長はじめ上層部と思われるスタッフでの会議、技術者による展示ルームの設営、修復士による絵画や造形物の修復、大きなサイズの絵画を階段で運ぶさまなどが、淡々と続く。BGMが一切ないことから、取り組む人たちの会話や動作などが、観ている方に伝わってくる。
美術館は歴史ある建造物で、展示物だけでなく美術館そのものが美術品であるように思わされる。アドバイザーとして招かれていた、大英博物館の館長も感嘆していた。一方で、オークションに参加するも狙っていた美術品を競り落とすことができない生々しさも捉えている。
サブタイトルにあるように、ウィーン美術史美術館は名門王家ハプスブルク家が収集していた美術コレクションを数多く所蔵している。著名な美術家としてはフェルメール、ルーベンスなどの作品がある中、ブリューゲルの作品が豊富とのこと。
『バベルの塔』は、その最たる絵画だろう。2017年に東京美術館で開催された展覧会での絵画はコンパクトなサイズだったが、ココでは大きなサイズが数人の学芸員によって運ばれていた。調べたら、ウィーン美術史美術館のは「大バベル」、東京美術館で観たのはオランダの美術館の所蔵物で「小バベル」と呼ばれているそうだ。
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