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ディープ・パープル(Deep Purple)『Purple Chronicles』

公開日: : 最終更新日:2024/07/18 Deep Purple

ディープ・パープル(Deep Purple)『Purple Chronicles』

ディープ・パープル結成25周年を記念して、1993年に3枚組ボックス『Purple Chronicles』が発売されていた。日本編集で範囲はワーナー時代の音源になり、1984年の再結成以降は含まれていない。

ディスク1と2は、デビューから1976年解散までのオリジナルアルバムから選択。『Hush』に始まり、5曲が第1期になる。ジョン・ロードのキーボードを主体とし、ロッド・エヴァンスのソウルフルなヴォーカルは、コレはコレでアリと思わせてくれる。が、やはりこのスタイルだと後の成功は望めながったとも思う。

第2期については、問答無用。イアン・ギランのシャウトとリッチー・ブラックモアのテクニカルなギターは、ハードロックのフォーマットになった。『In Rock』『Machine Head』は、それぞれのアルバムを手に取って聴くべきと思うが、こうしたベスト盤やアンソロジー盤を取っ掛かりにして入るのももちろんありだ。

第3期では、ヴォーカルがデヴィッド・カヴァーデイル、ベースがグレン・ヒューズに交代。『Burn』から実に5曲が収録されていて、『Machine Head』と並び最多になる。なぜそこまで?と思ったが、本作のセレクトに携わっているのが、雑誌『Burrn!』の編集長(当時)だったことが、わかり、納得した。バンドの結末を知っているからかもしれないが、第4期の曲には終末感が漂っている。

ディスク3は、シングルやそのカップリング、別バージョンなどを収録。18曲中半分の9曲が、初CD化とのことだ(当時)。

ブックレットには年表が掲載され、こちらは再結成以降本作発売直前までの情報が掲載。1993年7月の、25周年の新譜『The Battle Rages On』リリースまでをフォローしている。この時点でツアーは未定とのことだったが、結局敢行。しかし、12月の来日を目前にしてリッチーが脱退。急遽ジョー・サトリアーニがツアーに帯同した。個人的に1度だけパープルを観ているが、それがこのときだった。

バンドは何度となくメンバーチェンジを繰り返しているが、ヴォーカル、ギター、ベース、ドラム、キーボードという編成を一度も変えていない。70年代は、過酷なスケジュールもあってか体調を崩したり人間関係が悪くなったりが絶えなかったが、2024年の現在でも、バンドは存続している。驚異的だ。

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