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ネブワース 1990 完全版(DVD)

ネブワース 1990 完全版(DVD)

以前Wowowで放送されたことのある1990年ネブワースの映像だが、その完全版が2010年にDVDリリースされていた。

ディスクは3枚あり、いずれも約60分程度の収録時間。各ラインナップは以下の通り。

ディスク1
・Tears For Fears
・Kriff Richard & Shadows
・Phil Collins
・Paul McCartney
ディスク2
・Status Quo
・Eric Clapton
・Dire Straits + Eric Clapton
・Elton John + Eric Clapton + Dire Straits
ディスク3
・Robert Plant
・Genesis
・Pink Floyd

ぶっちゃけ、半分近くは興味がないが、あと半分は見応えたっぷりだ。ポール・マッカートニーは当時久々のライヴ活動再開だったと記憶していて、ビートルズナンバー炸裂に客は沸き立っていた。また、当時の妻でその後亡くなってしまったリンダの姿も確認できる。エリック・クラプトンは長髪にアルマーニというド派手ないでたち、ピンク・フロイドはレーザー光線を駆使し、まさに日没後の野外が似合っていた。

そして、このフェス最大のポイントはロバート・プラントだ。レッド・ツェッペリン解散後のプラントはツェッペリンから少しでも離れようという姿勢だったが、このときはツェッペリンのテイストがあって、またもろにツェッペリンのフレーズをアウトロに突っ込んだ曲まである。

後半になって、ジミー・ペイジが登場。曲もなんと『Wearing And Tearing』で、コレは解散後にリリースされたアルバム『Coda』のラストナンバーだったのだ(ツェッペリン時代にはライヴ演奏されたことあるのかな?)。更には、お約束の『Rock ‘n’ Roll』も。この2年前にはアトランティックのアニヴァーサリーコンサートでツェッペリンは再結成していて、この共演はもしかして再始動か?と思わせたものだ。

ワタシが買ったのは日本盤だが、なんと字幕なし。いちおう薄ーい解説書はついているが、これなら輸入盤でも充分だったかも。そして更に、やはり輸入盤ながらDVDとCDが同梱されたパッケージがあって、日本盤と1,000円しか違わない値段で売られていることを知ってしまった。CD収録曲はDVDと微妙に異なるため、買うならこっちだったかと、、、

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